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photo:K.Miura
ニューヨーク市で生まれ育ち、ニューヨーク・ユニヴァーシティ(NYU)教育学部と教育演劇学部を卒業、同大学院を修了。ニューヨークで俳優と演劇指導として活躍。
タングルウッド音楽祭(音楽監督/指揮:小澤征爾)、オランダオペラ(Het Muziektheater)で舞台監督を務める。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の演出部に所属。
故・原嘉寿子作曲《乙和の椿》で演出家デビューし、続いて《カルメン》、《ラ・ボエーム》、《曾根崎心中》、《フィガロの結婚》の演出を手掛けた。サイトウ・キネン・フェスティバルで《グレの歌》(指揮:小澤征爾)では、「音楽の友」誌上で高い評価を得た。その後、《ローエングリン》、《蝶々夫人》、《ルプパ》(日本初演)、《ばらの騎士》、《ドン・ジョヴァンニ》、《夕鶴》、《子供と魔法》、《利口な女狐》、《天国と地獄》、《アイダ》、《道化師》、《カヴァレリア・ルスティカーナ》を演出した。2011年より愛知県立芸術大学にて大学オペラの演出を担当、《カルメン》、《こうもり》、《こどもと魔法》、《サンドリヨン》、《コジ・ファン・トゥッテ》を手掛けた。
日生劇場開場50周年記念・二期会創立60周年記念・読売日本交響楽団創立50周年記念特別公演としてアリベルト・ライマン作曲《メデア》(日本初演)を演出し、「音楽の友」誌によるコンサート・ベストテン 2012に選ばれた。
同年、NHK東京児童合唱団60周年記念《カルミナ・ブラーナ》を演出。兵庫県立芸術文化センター《セビリヤの理髪師》(指揮:佐渡裕)を演出。
2016年、愛知県立芸術大学の創立50周年記念の「ラ・ボエーム」を演出した。
2017年には、NHK東京児童合唱団の定期演奏会で宮沢賢治の童話作品を基にした新実徳英作:児童合唱劇《かしはばやしの夜》(世界、日本初演)を演出した。
2021年に東京二期会コンチェルタンテ・シリーズの「サムソンとデリラ」の演出と英語字幕作成に手掛けた。
現在、愛知県立芸術大学、二期会オペラ研修所、お茶の水女子大学の特別授業で演出/アクティングコーチを務めている。(株)アートクリエイション所属。