~ブエノスアイレスと東京を結ぶ、新たなシーンへ~
PROFILE
Nicolas Guerschberg ニコラス・ゲルシュベルグ
ピアノ・音楽監督
ピアニスト、作曲家、編曲家。
6歳の頃にはピアノを流暢に弾き、12歳で上級講師の資格を取得。これまでクラシック奏法、和声と即興演奏、音楽分析、対位法を巨匠たちについて学び、ヘラルド・ガンディーニの最後の弟子の一人となった。
1995年より40カ国以上にわたるツアーの中で、各地の重要なフェスティバルや大劇場に出演。作曲家としても、クラシック、タンゴ、フォルクローレなど多岐にわたった様々なスタイルの音楽を、バリロチェ室内管弦楽団、ブエノスアイレス市立タンゴオーケストラなどに提供。また、アルゼンチンで最も権威のあるカルロス・ガルデル賞の金賞をはじめ、数々の受賞歴を持つ。
これまで、ウテ・レンバー、パキート・デリベラ、ラウル・ラビエ、ホセ・アンヘル・トレージェス、スサナ・リナルディ、フェルナンド・スアレス・パス、チャノ・ドミンゲス、リシャール・ガリアノなどの共演の中で、ピアニスト、アレンジャー、音楽監督として活動。現在、アストル・ピアソラの孫ピピ・ダニエル・ピアソラ率いる「エスカランドゥルム」や、アストル・ピアソラ財団キンテートはじめ、さまざまなプロジェクトで活動中。
ブエノスアイレス在住。
Photo M.Martella
●受賞・ノミネート
・エスカランドゥルンとともにこれまでガルデル賞を9回受賞、その中でもアルバム「ピアソラ・プレイズ・ピアソラ」は「最優秀ジャズ・アルバム賞」と「黄金のガルデル賞」(年間大賞)を受賞
・これまでラテン・グラミー賞に5回ノミネート:
「ピアソラ・プレイズ・ピアソラ」はチック・コリアやアル・ディ・メオラのアルバムと並び「最優秀インストゥルメンタル・アルバム」部門にノミネート
ピアニスト、編曲家、音楽監督として参加したマリア・エステラ・モンティのアルバム「秘密の街(シウダー・セクレタ)」(2005年)、「都会の女(シウダダーナ)」(2007年)、「ソロ・ピアソラ」(2009年)で最優秀タンゴ・アルバム部門にノミネート
・自身のアルバム「エンクエントロ(出会い)」はアルゼンチンのローリング・ストーン誌において高評価を受け、「2009年度ベスト・アルバム ジャズ部門」に選出
・2005~2015年にエスカランドゥルンで「ここ10年の優れた100組のアーティスト&グループ」としてコネックス賞を受賞
・2005~2015年の「ベスト・ジャズ・グループ」としてコネックス・プラチナ賞を受賞
・エスカランドゥルンで演奏した彼の楽曲は、ブエノスアイレス市議会により文化遺産に指定