南米音楽を軸に、オリジナル曲を交えて展開中のI・ris（イリス）。作曲アレンジともに定評があり、そのタッチに色彩感携えて独自のサウンドを宇宙的に広げるピアニスト太宰百合。アストル・ピアソラの息子ダニエル氏にもそのプレイを絶賛され、豊かな音色でタンゴの表現を追求し続けるバイオリン柴田奈穂。この二人によるデュオで、今なお現役で活躍中のアルゼンチンの作曲家、サウル・コセンティーノ作品を取り上げる。彼と親交のあったアストル・ピアソラ作品、二人の新曲オリジナル作品を交えて贈る、2022年秋、音の旅。