~ブエノスアイレスと東京を結ぶ、新たなシーンへ~
PROFILE
Naho Shibata 柴田奈穂 バイオリン
6歳よりバイオリンを始める。
これまで、主にクラシックを仙崎明子氏、タンゴをフェルナンド・スアレス・パス氏、ポップスを中西俊博氏に師事。
アストル・ピアソラの音楽に衝撃を受けアルゼンチンタンゴに傾倒する。
2006年、バンドネオンのワルテル・リオス氏をはじめとするブエノスアイレストップミュージシャンたちとファーストソロアルバム「ブエノスアイレスの冬」をブエノスアイレスでレコーディング。それ以降、度々ブエノスアイレスを訪れ、レコーディングやコンサート、レッスン、ラジオ出演などを重ね、研鑽を積む。
現在「LAST TANGO」主宰。同バンドでこれまでにブエノスアイレス録音含む2枚のアルバムをリリースし、2019年全国14ヶ所のホールツアー「アルゼンチンタンゴ2019」の演奏・音楽監督をつとめる。
2017年、ピアニスト ニコラス・ゲルシュベルグ氏とのデュオアルバム「Bs.As. Tokyo Conneccion」をリリース。アストル・ピアソラの息子ダニエル氏に絶賛される。
2021年「Tango Querido」を立ち上げ、アジア圏で初めてオペラ形式で上演された『歌劇<ブエノスアイレスのマリア>』をプロデュース、音楽監督をつとめ、ラジオや雑誌などで高い評価を得る。翌年2022年音楽之友社「音楽の友」で「国内屈指のピアソラ弾き」として紹介される。
これまで自身のバンドの他、「PUERTANGO」「西塔祐三とオルケスタ・ティピカ・パンパ」などに参加。
またタンゴ以外にも、これまでに「トワトワト(アコーディオン熊坂路得子氏とのDUO)」や「NaoNaho(ベース西村直樹氏とのDUO)」など、オリジナル作品を重視したアルバムもリリースする他、劇団パノラマ☆アワー「科学と学習」、2020年白井晃氏演出、中西俊博氏音楽監督のKAAT(神奈川芸術劇場)公演「音楽劇銀河鉄道の夜2020」など演劇のステージへの参加や音楽提供なども行っている。これまでに2015年荒井晴彦監督「この国の空」(二階堂ふみ、長谷川博己主演)でのソロを含む演奏とアレンジ、2019年同監督作品「火口のふたり」(柄本佑、瀧内公美主演)でのソロ演奏をはじめ、2019年佐藤智也監督「湖底の空」、NHK Eテレ「ひみつのちかランド」にてソロ演奏、その他 CM参加など。
情緒豊かな音楽性と情熱的でパワフルな音色を生かし、海外公演やアーティストサポート(これまでに木村花代、下田逸郎、下村青、あがた森魚、桑名正博、原マスミ、さねよしいさ子、白崎映美、柳原陽一郎、宍戸留美各氏らと共演)を含む様々なステージやレコーディング、弦楽アレンジなども手掛けるなど精力的に活躍中。
京都出身。東京在住。